リンク
最新の記事
以前の記事
2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 more... 検索
その他のジャンル
記事ランキング
画像一覧
|
3日間、全4回公演、チケット完売!
全回満員御礼の本公演、メンバーは初日こそ少し緊張があったようでしたが、 2日目、3日目はパワー全開! 研修生らしい若さと初々しさは表れつつも、臆せずに、伸びゆく実力を存分に発揮、堂々たるパフォーマンスに驚きました。 『ユルリ島の馬』で山田勇気さんは「あなたではないものになるように」と指示したそうです。 メンバーは馬の群れや鳥となって、隔絶された島で躍動します。 やがて馬たちは最後の時を迎え、亡き骸は鳥に弔われます。 人間(漁師)の都合で馬たちの命運が左右されるのですが、そんなこととは関係なく、水も食べ物もある島で馬たちは自由に逞しく命ある限り生き、そして死ぬのです。 この作品はいろいろ深読みもできますし、メンバーの好演で奥深さを感じました。 底にあるのは勇気さんの純粋で少年のような心情。 音楽は山田勇気さんの選曲。 美術のKiKiKo.小出真吾さんは本公演のチラシも手掛けたそうです。 最終日のアフタートークは今回最高の参加者数。 小出さんは舞台美術で苦労したお話をたくさん聞かせて下さいました。 衣裳は山田志麻さん。 同色シャーリング入りのそれぞれデザインが違う馬の衣裳や、動物らしさを表す特殊ヘアーメイク(佐藤圭、栗山綾)、鳥の仮面(藤井芳則)など刮目でした。 『かさねのいろめ』は瞬間の連続による驚きのパフォーマンス。 最初の白い和紙をかぶったシーンは石庭をイメージした「枯山水」なのだそうです。 そしてその中から突如カラフルな衣装のメンバーが次々と現れダンスを繰り出します。 あれよあれよと観ている間に突然「桃太郎」の音楽で一旦終了しますが、すぐに次の場面が始まります。 これがまた説明できないほど可笑しいのです。 この場面のセリフや歌は大筋はあるもののアドリブらしく毎回違っていました(男子2名+女子1名、怪演)。 そして終わると見せかけて、また新たなシーンへ移ります。 前述の白い和紙を、裾の長い着物の打ち掛けのように纏った女子メンバーが、しずしずと優雅に登場し、ここから全員による、圧巻のソロシーン、デュオシーンが始まります。 これは見せ場、見事でした! そして最後のアンコールピース的キャンプファイヤーダンスへ。 最終回は島地さんの好きな空手の正拳突きのパフォーマンスもありました♪ あれは指示?メンバーで決めた?? 表現の可能性を「瞬間」で繋げていく中で、メンバーの自主性を促すというやり方の島地さん。 ソロパートの繋ぎ目等はメンバーに任せているそうで即興的になる部分もあるそうです。 他者と自分の関係性を測りつつ自分自身の個性を出していくというパフォーマンスのようです。 音楽は蓮沼執太さん。 メンバーの声や水の音など独自に収録した音響をライブで使うため、本番は全回、会場が見渡せる2階のスペースから生ライブで盛り上げてくださいました。 元々決まっている曲もありますが、環境音の部分はライブなので毎回違います(ライブ率50~60%)。 蓮沼さんは2日目のアフタートークで音楽について積極的に語って下さいました。 衣裳は島地さんが集めてきて、山田志麻さんと一緒に調整したそうです。 とてもカラフル♪ 何もかもが違う演出振付によるダブルビル。 期待に応えたNoism2メンバーに拍手! そして山田さん島地さん、2種類のおいしさ、ごちそうさまでした♪ 皆様、4月24日(金)19:00 長岡リリックホール公演もぜひどうぞ! 今後の活動がますます期待されるNoism2。 新メンバー募集中です。 毎年のオーディション、応募締切は今月末28日必着。 2年制ですが希望により3年間在籍できます。 金森さんの『火の鳥』、『NINA』、初期の小品なども、またNoism2公演で観たいですね♪ (fullmoon)
by Noism-Blog
| 2015-02-23 13:53
|
ファン申請 |
||